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クラウドコンピューティングにより定額で導入・運用が可能な校務支援サービス「School Engine」について、その特徴などを紹介しています。
School Engineはクラウドサービスとなっているため、導入しやすく運用しやすいソリューションとなっています。サーバーが不要なので導入時にかかる初期費用や維持・管理にかかる費用を抑えることができながら、高レベルのセキュリティ管理により情報管理もしっかりと行うことができます。
School Engineは自治体や教育委員会などを中心とし、各行への広域導入や一括管理を実現することが可能なソリューションです。自治体センター集中モデルの活用・利用により、さまざまな情報共有を行うことが可能です。これにより、教育委員会による全学校データの活用や分析を実現することもできます。
School Engineのサポート体制に関する情報は、公式ホームページ上に記載がありませんでした。School Engineのサービスは「自治体センター集中モデル」や「SaaSモデル」があり、それぞれの導入形態に応じたサポートが実施されるようです。導入モデルによっては別途サポートに関する費用がかかる旨の記載もありますので、詳しくは提供会社に問い合わせをお願いします。
2022年1月13日付のニュースによると、School Engineが富山県の全県立高校及び特別支援学校に導入されたと報じられています。導入校は全52校となっており、2023年4月からのサービス開始を予定されています。北海道・愛知県・新潟県においても導入されており、これらは2022年4月から稼働が開始しているようで、富山県の導入を含むと日本国内で約1,650校もの公立高校において稼働することとなるそうです。
出典:https://edtechzine.jp/article/detail/6908
School Engineは日本国内にある公立高校の多くで導入されている校務システムとなっており、クラウドコンピューティングにより校務支援・学校用集金管理・学校用グループウェア機能を提供しているサービスです。
小中高の多様な校務処理に適している機能をトータルに提供しており、出欠や成績処理、データの全校統計処理など児童や生徒情報の自治体統合管理を実現しています。指導要録などの各種帳票を電子管理したり、データ連携による校務処理の効率化など指導情報を共有化することで教育の質向上にも期待できるシステムです。さらに、オプションサービスとして各種情報を保護者にデジタル配信する「Home services」も利用することが可能です。
学校における徴収業務をシステム化することにより、さまざまな問題点を解決し業務の正確性向上も期待ができます。児童や生徒に対して個別で請求額の調整をすることができ、補助援助対象者は設定に基づいた請求を行うことも可能です。校務支援システムとの連携を行うことで基本となる名簿情報を共有し、名簿による一元管理を行います。毎月の保護者に対する請求業務・保護者からの入金管理業務などをより効率的に対応できるようになるシステムです。
グループウェア機能は学校の先生との共同開発が行われた機能であり、学校運営に特化したソリューションとなっています。直感的かつ簡単な操作により学校・教育委員会の最新情報を確認することができ、さまざまな情報共有や効果的なコミュニケーションが実現されています。教職員の方々が使いやすいと思えるようなスケジュール管理や施設管理に関する機能を盛り込んだソリューションです。
運営会社 | 株式会社システムディ |
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URL | https://www.systemd.co.jp/ |
私立校向け
実際の書類と同じ感覚で使える!
先生の負担軽減を第一に考えた教務システム
システムのおもな特徴
公立校向け
地域内にある全学校の情報を
一元管理することができる
公立校向け教務システム
システムのおもな特徴
※このサイトではおすすめの教務システムをピックアップする基準として、当サイト内にあるすべての教務システムを調査し、2022年11月時点で導入実績数が公式HP内に明記されている、小・中学校の導入した学校名が公式HP内にある、お客様の実際に使った感想があるという基準で選定しています。また私立の小・中学校の事例があるシステムを私立向け、公立の小・中学校の事例があるシステムを公立向けと定義しています。