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教務システムは各社とも基本的な機能に大きな差はありませんが、それぞれ機能や形態(クラウド・オンプレミスなど)、使い勝手などが異なります。学校の規模や要求レベル、費用対効果なども考えた上で決定せねばなりません。
教務システムですから学内の生徒管理・カリキュラムの登録が出来るのは当たり前。それ以外にも例えば学費や図書貸し出しの管理、生徒の募集や入試関連などこれから入ってくる生徒の管理、調査書送付や就活支援など次のステップへのサポート、教師陣の情報共有など、学校内でデータベースが必要となるさまざまな項目を、網羅できるようなシステムであることが求められます。
機能がたくさんあるのは一見良いことのように見えますが、実際の現場で使う先生方がいつまでもシステムに戸惑って使いこなせないようでは、まったく意味を成しません。システムの操作に難しい点は無いか、インターフェースはわかりやすいか、など、実際に画面イメージを確認してもらいながら導入するシステムを検討しましょう。
教務システムを導入・構築しただけではスタートラインに立っているだけで、何の意味もありません。きちんと活用し、生徒・児童のデータが蓄積されることで初めて意味を成し、煩雑な作業を楽にこなせるようになります。
教務システム導入理由の多くは「作業の軽減」です。具体的にどこの作業を軽くしたいのかをリストアップしておき、システム導入前後でどう変わったか、を確認してください。効率が上がったならそのまま継続、改善の余地ありならやり方を考える、業者と相談してみるなど、改善されるように様々な試行錯誤をしてみることも必要です。
現場の先生方の中にはITに弱くシステム導入に保守的な方もいるかもしれませんが、そこを置き去りにしているといつまで経っても便利と不便が混在する状態のままで教師のタスクは減りません。使い始めるときに外部講師を招いて研修したり、管理職や事務職スタッフで操作を覚えて質問窓口になるなど、誰もがシステムを使えるようになる環境作りも大切です。
しかし、それ以上に大切なのはそもそも誰もが使いこなせるようなシステムを導入できるかということ。一人ひとりの先生方の目線に立つことが、システム選びの基本です。
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